確定申告の申告期間真っ只中ですね。
私も今年初めて易占業の個人事業主として確定申告を行いました。
そこで少し扱いが面白いと思ったのが「開業費」です。
名前の通り開業までにかかった費用のことです。
開業費といっても計上する場合は費用ではなく、繰延資産という資産の科目で一旦処理して、毎年償却していきます。償却期間は5年あります。任意償却できるので年ごとに調整すると、節税効果が高まります。開業にかかった費用の開業費は何年前まで遡れるかと言うと、厳密には決まっていません。しかし、何年も前のものは計上しないようです。
鑑定にいらっしゃるお客様の中にも占い師として仕事をしたいとお考えの方が多数いらっしゃるので、ぜひ、占いのために購入した道具の領収書などは保管しておいて、開業に備えておいて欲しいなと思いました。
この開業費について調べてみると、帳簿のつけ方が人によって少し違い混乱しました。
お困りの方をネット上でも見かけたので、私の場合を少し書いてみようと思います。
(私は青色申告会で無料でいただいた青色申告会の会計ソフト、ブルーリターンAを今年は使用してみました。)
開業費は繰延資産なので、減価償却資産として登録します。この登録した未償却残高(期首残高)と開始残高設定で入力した開業費は一致しなければなりません。簡単に書くと、減価償却と開始残高の2箇所に開業費を登録や入力をします。5年償却期間がありますが、減価償却費を今年度計上する場合もしない場合も、減価償却資産の登録で今期償却額や按分を入力します。
★
話は変わりまして、占星術のお話。最近、よく感じるのはネイタルの土星と木星の関係です。土星を乗り越えると木星が花開く。両方とも、自分で研鑽を積んで獲得していくもののように感じます。研鑽が足りない場合、その人にとっての土星や木星のような人に出会ったり、出来事が起こります。木星だったらいいんじゃないとも思われるかもしれませんが、木星のような人や出来事に囲まれると、本当に自分が獲得したものではないが、環境には恵まれるので、無理にそこから努力して抜け出す必要がなく、身動きが取れなくなり、自分を見失い、窒息しそうになる場合もあります。
私は太陽と木星が合で、金星と土星も合です。太陽と木星が合のためか、太陽期には木星のような人物に恵まれ、あまり努力しなくても引き立てがありました。5室に獅子座土星があり、5室的なことを人に見せるのはとても気が重たく、三十路過ぎるまで積極的にやりませんでした。しかし、絵を描いたり、趣味の占いでブログを書いたりすると、仕事が舞い込んできたり、知り合いが増えたり、何より生きているという実感が湧きました。思い返すと、それは太陽期が終わって火星期に入ってしばらくしてからでした。火星は私のチャートルーラーでもあります。木星の後ろ盾があった太陽期と違って、地味ですが、火星期に入ってやっと自分は今生で何をやりたいのか、どう生きたいのか、素朴にわかってきました。おそらくこれは火星が私のチャートルーラーだということも関係しています。とてもシンプルに生きられるようになって、余計な悩みや苦しみとは縁がなくなりました。土星は、その人にとって余計なものをふるいおとす作用もあると思います。私は、ネイタルの土星が示すようなことを行なって、自分の中の木星を少しずつ育んでいる途中を素朴に感じております。