ゴーレムの続き

昨日の続きです。

 

幼少期の両親との人間関係で問題がある場合、4ハウスや10ハウスの両親を表す軸と7ハウス内の天体とのスクエアであらわれる場合があります。

 

7ハウスは社会で活躍する際や対人関係、パートナーシップをどのように築いていくのかに関係してきます。4ハウスや10ハウスと7ハウスの天体とスクエアがある場合、社会に出た際に幼少期の両親との人間関係が影響を与えてきます。

 

私の場合は、4ハウスの月を頂点とした1ハウスのキロン、7ハウス天王星のTスクエアになっています。

 

両親から受けた影響は繰り返し、日常で刷り込まれるため、そのことが「普通」になっている場合が多いです。私は、天王星のTスクエアがあるおかげか、様々な人に出会い、葛藤が客観的な視点を生み、自分の殻を破ることを何度も繰り返すうちに、生まれ変わったようになりました。

 

遠方に住んでいる母に久しぶりに再会した時、行動や顔つきが変わったので「別人のようだ」と驚かれました。

 

1ハウスのキロンが示すように、7ハウスで今までの価値観を壊しながらも、自分の傷を自分で癒す方法を学ぶうちに私は、占い師またはカウンセラーになっていったように思います。

 

西洋占星術などの占術のほかに心理学、アロマテラピーやヨガ、マッサージ、ツボ、東洋医学、漢方、チューニングフォークの勉強など、働くこともそうですが、凝り固まった自分を解く訓練を今も続けています。

 

自分の殻を破るのはなかなか大変です。

 

幼少期の親との関係性をそのまま雛形にして多くの人は生きています。

その雛形を、誰と対峙しても無自覚にそのまま使っています。

 

私はずっと自分は醜く女性らしいものは似合わないと思っていました。

初めて占いを受けた時に、その時は四柱推命でしたが、私の日干が辛のため「あなたは女性らしく繊細な印象を人に持たれます」と言われて驚き、聞き返しました。

 

人は、自分自身の魅力を自分では分からないことが多いのかもしれません。

 

あなたがさらに輝くにはメイクや服より、自分を知っていきいきと生きるだけで、本当はじゅうぶんなのかもしれません。